新しい相棒のご紹介

バンパーを製作して試乗させて頂いてからずっとずっと気になっていたマシン。
素晴らしいバランスで凄く気に入ったのを覚えてました。
たぶん仲間内には良いんだよ!このマシン。って言い続けて来たマシンなのです。

それはホンダ CB125R       

CB125R2.JPEG
フレームはCB250Rと共通のマシンですが、その内容は250とは全く違う中身でした。
CB250Rが初心者にも優しいバイクなのに対してCB125Rはどちらかと言うと上級者向け。。 
軽い 非力と言うところで初心者向けと勘違いしそうですが、、こいつを乗るのはそれなりのスキルが必要になるよ!!
心して乗りなさい!って感じ
とは言っても流石、世界のホンダが作るバイクなのでとっつき易さは当然持っています。
素直なハンドリングに低速からあるトルクでエンストとかはし難い125㏄

聞くところによると、250は国内向けに制作、125はヨーロッパ向けに制作したらしいのですが
それは納得しちゃいます。

今回のマシンは2021モデルでエンジンがDOHC化した車両です。
1600㎞しか走ってない車両を中古で手に入れました。

乗ってみての感想です。
最初に跨って思うのはなんて高いシート高に低くいハンドル
タンクが短くてフラットなハンドルと相まってまるでモタードマシンに乗っているみたい。
そして125としてはハードはサスペンションは走りの予感をさせてくれます。
CB125R3.JPEG

エンジンかけてスタートすると125㏄とは思えないくらいの低速トルクで余裕の発進。
2速でクラッチをミートしてもエンストする事なく楽々スタート出来るほどの粘りとトルクを持ち合わせてます。

そこからアクセル捻ればスムースにストレスなく伸びていくエンジンとクロスしたミッションで車速を伸ばしていきます。
6000rpmまでを使っていれば2車線の道路でも十分4輪をリードして走れます。

7000rpmを超え10000rpmのレッドゾーンまで使えば劇的な加速や伸びは無いけれど、十分なパワーとクロスしたミッションで使い切ってあげると楽しいスポーツライディングが堪能で来てしまいます。

コーナリングは普通にニュートラルなハンドリングで楽しめますが、フロント荷重をしっかりとかけて侵入していくと
今までと違った旋回性能を発揮して曲がり始めます。
贅沢な倒立フロントフォークと贅沢なラジアルキャリパー、ちょっと動く範囲が狭いリヤサスだけどしっかりと追従してくれるので
安心してコーナーに飛び込んで行けます。
CB125R.JPEG

このマシンのベースに持っている方向性ですが。
フレームは基本的に250も同じ。。
だけど250に比べて15㎏近く軽いエンジン、そのエンジンを低くて割と後ろ気味に配している構成。。
それに対してタンクが短くシート位置が前気味でしかも高いシート高そして低いハンドル
ライダーが積極的に前荷重をかける事でマシンが生きてくるマシンで、
それを受け止めてくれる剛性の高い倒立フォークとラジアルキャリパーのブレーキ
こういう作り方は、中高速を目標としていて、更にクロスしたミッションで忙しくシフトを繰り返さないといけない。。
こういうマシンはライダーのスキルを求める。。ホンダさんにしてはなかなか楽しいマシンを作ってくれたよな~~
って自分的には思っている訳です。
ただジムカーナにはこの構成は向かないかもしれませんね(笑)

これからこの相棒とのお散歩が楽しみです。






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