ずっと欲しかったCB125Rを購入して、いよいよ本格的なちょろっと峠ツーリングを開始しました。
始めて乗ったCB125RはJC79と言ってOHCのエンジンでしたが、私の車両はJC91で DOHCのエンジンを乗せたバイクです。
エンジン以外は基本的に共通だと思われます。
さてこのバイク改めて見て乗ってみると、ホンダらしいところと、ホンダらしくない部分が混在してます。
乗り易さはちゃんとある!だけど125なのに足つき性が悪くてエンジンはクロスミッションでとても忙しい。
足回りはかなりハードでとても初心者向けに作った車両とは思えない125㏄
グロムやカブ、モンキーなど一般向けの125㏄を数多く出しているメーカーならではの選択なのでしょう。
カワサキの250SL系などがそうであるように、かなりマニアックな作りなのです。
こいつは走らせ概のあるマシンです。
この車両 とても軽いエンジンを割と低い位置で後ろ側に配置していて、その分ライダーの乗車位置は前方で高い位置。
更にはハードな足回り。。しかもこのクラスとしては無駄に太いタイヤ「F110/70-17 R150/60-17」
この設定ではバイクの重量だけではタイヤが要望する荷重を十分に与える事が出来ないから、ライダーがより積極的に荷重してあげなさい!
と言っているようなものじゃないですか。。
リヤトラクションもしっかりとあるけど、ライディングを間違えればリヤが薄くなる設定ですよ。。。
これはリヤサスのストロークをもう少し使いたい車両ではありますね。。「社外サスが欲しくなる」
そしてエンジン。自分も125CC クラスのバイクは数多く乗って来た経験はあるのだけど、こいつのエンジンは1級です。
下から上までスムースに回ってストレスが無いのに、中速以下ではしっかり粘って回り方もガツガツしたところがない。
なのでマッタリと走る事も苦手じゃないのです。しかも高回転をクロスしたミッションで使い切る楽しさまで持っている。
このエンジン
3000~6000rpm
は街中専用。この域ではとても燃費が良くて45~50㎞/Lを記録できる。
6000~8000rpm
は割とフラットな道を気持ち良くスポーツライディングできる、しかも40~45km/Lを記録出来るほど
燃費とパワーのバランスが良い
8000~11000rpm
はもうひと伸びしてくるエンジンで気持ちいいスポーツライディングが出来る領域。。
坂のキツイ峠を楽しむ領域かな??
ただし一気に燃費が落ちて30㎞/L前後の燃費にガタ落ちする領域でもあります。
125㏄のくせに色々な使い方が出来るこのエンジン。。。とっても素敵です。
そして全領域を使い切ってので総合燃費は42㎞/Lと言う素晴らしい結果でした。
10Lのタンク容量なので楽に400㎞を走れるその性能はたまらないですね~
しかもレギュラー
不満があるとすればブレーキとクラッチかな?
ブレーキはみんなが使いやすいように? 初期の効きが甘くて、ちょっと疲れる感じ
クラッチは軽いのだけど、ハンドルの角度と幅に対して手首がちょっと曲がるのでクラッチを握るのが後半辛くなったと言うところかな。
その辺りを改善すれば日帰り峠ツーリングはとっても楽しめるマシンだと実感しております。
さて次は何処に行こうかな~
この記事へのコメント
ぶん田
ごめんなさい!CB125Rを過小評価してました。
いろんなシチュエーションで乗り続けてみると更にCB125Rの良さを実感!!
2日間乗って来たのに今も乗りたいな~~って思ってしまうほど良いマシンでした。。