ダンロップ Q5Aテスト  ZRX1200R 1回目

2024年ダンロップが出した新型スポーツタイヤを期待を持ってテストしてみました。
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期待を持ってと言うのはダンロップのツーリングタイヤロードスマート4の出来が素晴らしく 魔法のタイヤと私は言ってました。 
全ての性能が高次元の出来で仲間内もα14はもう必要ないよね! なんて言うほどのタイヤでした。

実際にディアブロVSロードスマート4でテストしてもディアブロの3~4%落ちのタイムが出てしまいます。 
実践ではドライのJAGE杯でSBクラス入賞、ダンロップ杯の雨の大会ではSBクラスで優勝してます。 
残念だったのは大型バイク専用タイヤでフロントは120以上  リヤは160以上しか設定が無かった事でした。


そしてその技術を持った日本ダンロップがとうとう出してきたスポーツタイヤQ5A !
それは期待せずにいられないと言うものです。 しかも国産でほぼ全てのサイズを確保してます。

まず今回はQ5AをZRX1200Rに履かせてテストしてみました。
比較タイヤはピレリ ディアブロV3 新品ではない6部山位のタイヤですが、ディアブロの場合この程度であれば極端にタイムが落ちる事はないだろうと言う事でそのまま使用する事にしました。

先ずはディアブロでの走行。。 気温が少し上がってくるAM10時スタートしました。気温は9.3度
今回のデト練のコースは2コースあって両方共かなり細かい部分と開け開けの所があってテストには良いコースです。
疲れてしまうので2本づつ2セット走ってみたタイム
ZRX1200R+ディアブロV3  ウォーマー温度80度 
エアー圧120/70ZR17=2.3㎏ 180/55ZR17 =2.0kg 
Aコース1分23秒963 
Bコース1分22秒971

その時点のNSR勢のトップが両コース共に20秒台と言う事で、まあまあのタイムだと思われます。

そしていよいよQ5Aを入れてスタートです。
公道タイヤですので皮むきの為にウオーマーを巻きますが、温度は60度設定 エアー圧は分からないのでディアブロと同じ圧を選択
皮むきをしながら、ハンドリングとグリップ感を確かめます。 ディアブロから履き替えたのに違和感がありません。。
しっかりと食い付いているし 固くも感じません。 限界付近のグリップや旋回性は全く分からないので慎重にアタックに入ります。
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最初の2本のタイムです ZRX1200R+Q5A  気温10.5度
ウォーマー温度60度  120/70ZR17 =2.3㎏  180/55ZR17=2.0㎏
Aコース=1分24秒521
Bコース=1分23秒910
慎重に走っているにも関わらず既にディアブロの1秒落ちで走れてます。 滑る雰囲気はなく十分走れる印象。 
戻って来てエアー圧を調べるとフロントは2.25㎏ リヤは2.05となっていたので、リヤは発熱してエア圧が上がってフロントは少し下がったと言うところだったのでリヤのエア圧をもう少し落として使ってみる事に。。
60度設定のままリヤだけ19.㎏まで落としてみました。 タイヤにも慣れてきたのでもう少し攻めてみる事にしました。
そこで出たタイムが
Aコース 1分23秒5
Bコース 1分22秒470
なんとディアブロのタイムを超えてしまいました。 気温の差や路面の違い、新品ではないとうとうありますが、スポーツタイヤがディアブロV3のタイムに 近いタイムを出せたと言う事が素晴らしい事だと思います。

もう一つのテスト、ウォーマーを巻かずに走った場合の性能です。
お昼休みの間そのままにしていたので、冷え切った状態です。 気温は11度   フロント2.1㎏   リヤ1.65まで下がってました。
スラロームコースが無いので十分に温めるのが難しい状況ですが8の字で温めてみました。
冷えていても普通には走れますが圧が下がり切った状態ではフロントに切れ込み感と 強く開けた時には滑り易い感じは受けました。
ただ3分も走っていれば行けそうな雰囲気が出てきたので、そのままコースイン「コース前の8の字をしてからコースイン」
2本走ったタイムはベストの1秒落ち。。昼休み後は普通でもタイムは落ちるので これなら十分でしょう!! 
戻って来てもエア圧はフロントが2.2㎏ リヤが1.8㎏でした。
この先温度に関係なくQ5Aにとって良いエア圧を探す事でもっとポテンシャルを引き出す事が出来ると思います。

① ハンドリング  常にニュートラルでスムースなステアを示すのでライダーは安心して走れると思います。
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フロントに大きな変形は見られずよく転がる。。そんな表現でしょうか?

② ZRX1200Rのパワーをディアブロの時並みにかけて行きましたが、一気に滑ってしまう事はなく 定状円旋回、ハードなブレーキング、でも十分にグリップしてくれました。 雑な操作をした場合はどうなるかは分かりませんが、グリップ性能は安心して走れるだけの性能は有していると思います。
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トレッド部分もサイドウォールもしなやかに潰れて路面に食い付いている様に見えますね。

③ 温度依存性 低温から温まりも早く、ある程度温度が上がってくれば十分に安心して走れるグリップを得る事が出来ました。 80度まで温めてみた時のゴムの柔らかさは大きく変わっていなかったので、夏でも十分に機能するのではないか?と思えましたが、それはロードスマート4が夏でも十分に走れた事も含めて期待するところです。

最後に一日走った後のタイヤの状態です。

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減りも少なく綺麗な表面をしてます。 トレッド部分の溝の角が削れてしまう様な事もなく、ライフも期待できると思います。 エア圧やタイヤ温度、サスセッティングも含めてまだまだテストしていきますので期待してください。
タイヤ表面を見て頂ければ分かりますが、あくまでもスポーツタイヤの部類です。
ディアブロやQ5の様な溶け方をしてグイグイと食い付いてくるようなタイヤではないと思います。
コンパウンドだけでグリップさせると言うより、タイヤ全体でグリップさせていく最新の技術が注がれたタイヤではないかと思います。
ダンロップやるね!! 期待を裏切られなかった。。今はそんな気持ちです。



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