KX112SM セットアップ変更

中古で購入したKX112、そこから出来る限り調整範囲内でのセットアップで車両作りをして来ました。
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リンクプレート、ファイナル、チャンバー、ブレーキマスターの交換が主な交換部品
サスセットは突き出し変更にプリロードの調整、ダンピングの調整、それだけでセットアップしてきました。

突き出しはハンドルに当たってしまう所まで出して、それに合わせてリヤプリロードを調整。。
後はライダーが頑張る。。それで十分かな?と思って1年間走って来ました。

しかしタイヤをダンロップのTT93GPを履かなければならない関東の大会ではポテンシャルが激落ちしてしまうので
ベースのポテンシャルアップが必要だな~って事で今回は必要だと思われる変更をしました。

実際に動画を見ていると、スイングアームのたれ角が付き過ぎている事はずっと分かっていたのですが、フロントの突き出しが
これ以上出来ない状態ではリヤも下げる事はできませんでした。
これが前回のダンロップ杯の時の状態です。

そこで今回はハンドルの15㎜アップスペーサーを入れる事で突き出し量の変更の余裕を持たせる事にしました。
実際に変更したのは突き出し21㎜→25㎜ 「切りのいいデータで合わせました」
リヤのプリロード1回転抜き。
この状態で走り始めて、ライディングを合わせて行く事にしたのですが
ライダーの着座位置がかなり前になって、フロント荷重が安定して、更に良く動くようになったリヤサスのお陰でリヤも安定するようになりました。。
小さなバイクなのにタイヤとタイヤの間にライダーがいる事が分かります。
そしてスイングアーム角度も良い位置で走れる様になって来ました。
ハンドルを切る様な操作が減ってコーナーリングから直接ターンに持ち込めるようになった事で平均スピードが格段に上がった感じでしょうか

相変わらずCSTのCM-SRRとダンロップTT93GPの間には2%前後のタイム差が出てしまうのですが、サスセットとライディングの変更で
ベースポテンシャルが上がった事で少しはレースを楽しめるかも?しれません。
皆にはもう少し微調整しないの?って言われましたが、これ以上微調整してもマシンでのタイム差は出ないと思うので
ライダーが頑張りたいと思います。
更に最近の走行でTT93 GPの走行中のベストなエア圧も分かって来ましたし、次回のJAGE杯では入賞出来るように頑張りたいと思います。

#MOTULJAPAN




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