Z250SL ジムカーナ仕様制作中

以前から持っていたZ250SLですが、サーキット走行に使ったり、友人に貸し出したり、峠に行ったりと
様々な使い方をして来ました。 
購入当時はノーマルのまま事務茶屋杯にも出たりしてました。

昨年は沖縄に送って使ってましたが、沖縄から戻した事と、KX112がある程度満足できる内容に仕上がって来たので
今度はZ250SLをジムカーナ仕様に仕上げてみようと動き始めました。
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先ずはこのマシンのジムカーナに使用する場合のマイナス面をハッキリさせることから始めました。
①ポジションが悪い
②リヤのトラクションが悪い
③ハンドリングがシャープ過ぎる
④ブレーキが利かない
④エンジンが扱いづらい

①~④はパーツの交換やセットアップで今まで通りの流れになります。
④のブレーキはニンジャ400の時にテストした部品がそのまま使えると言う事でラッキーでした。

⑤に関して、このマシンのエンジンはサーキット向けにチューニングされていて、エンジン制御をフルコン「ARACER」で行っているので
低速域がとっても不安定でとても難しく極低速からアクセルでエンジントルクを拾う事が本当に難しい車両でした。
誤魔化しでクラッチを使って走らせてました。


そこで適当だったZ250SLのエンジン制御を本格的にジムカーナ向けに調整始める事にしました。
燃調~点火時期他にもいろいろ。。
エンジンのダメなところを炙り出して、原因を検討、調整して書き込む。
走っては結果を精査して次に進む!この連続です。
繰り返す度にこのエンジンの特性と、エンジン制御の方向性が段々と分かって来ます。
ニンジャ400の時もそうでしたが、ただパワーを出すのは簡単で、それをいかに制御して速さにつなげていくか?
シングルエンジンの極低速の制御は特に難しい。。。
リクルスを入れたりしてその辺りを誤魔化すのが最近の主流になってますが、自分はアクセルコントロールや自分のコントロールで走らせたいので、徹底的にエンジンを理解して調整して自分の好みにしていき、操作に対して裏切らないエンジンを目指してます

今の段階ではどうにかジムカーナっぽい事が出来るようになってきた!って感じなので、事務茶屋杯までにもう少し進化できると良いな~



            

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