ダンロップ杯第4戦までの検証を済ませて、アップデートを済ませたZ650ですが、週末の2日間を利用して確認と更にセットアップをして来ました。
今回のアップデートは
ファイナルの変更14-47→14-48
ハンドル切れ角の変更
ABS解除とブレーキ回りの強化
となります。
タイヤはQ5Aを最初に履いて大体の方向性を確認しました。
土曜日のコースは基本トライカーナがメインでしたので、ハードなブレーキングからのバンク、
強いアクセル操作と車体のギリギリを確認出来る事で車体のバランスを確認出来るのです。
少し傾斜のあるコースなので、タイムは出し難い所はありますが、前後タイヤのトラクション能力が判断出来て良い感じです。
Q5A=28秒8
そこからディアブロに履き替えて28.0まで短縮出来ました。「一緒にトミーも走っていたので今の状況を判断するにはとても参考になりました」
マシンはとても攻め易く走り易くなったと思います。ショートにした事でアクセルで車体を操作する事に自由度が増した事と
リヤのトラクションが早く乗る事で旋回性を引き出しやすくなったそんな感じでした。
リヤの車高調を1回転短くする予定でしたが、本日はそこまで。。翌日のデト練に持ち越しです。
茨木まで移動してデト練への参加です。
前日の基礎練から本日は8の字、回転、スラローム等々複合的なコースでジムカーナポテンシャルの確認が出来る練習会となります。
タイヤはディアブロのままですが、過去にディアブロ=Q5=Q5Aの差は確認済みなので大丈夫です。
昨日のコースではハンドルを切って走る事が少なかったので、ハンドル切れ角の変更がポテンシャルアップに繋がっているのか?
その辺りの確認をする事になります。
本日はA級選手も多く来ており参考になるライダーが多いのでやる気が出ます(笑)。
午前中はそのままの状態で限界まで攻めてみました。
2コースあって、両方共3~4番手のタイムが出ていて、この状態ではとても満足できるレベルに来ている事を確認出来ました。
ただ回転や切り返して直ぐの小さなターンでまだまだ安定しません。
そこで午後からは車高調を1回転下げて走り始めます。リヤのトラクションが早めに乗る様になる事で
リヤタイヤのバンクを稼ぐことがし易くなって、とても攻め易くなりました。
タイムも一気に1~2秒位上げる事が出来てとっても満足です。
トップタイム比も101%を切ってきているので、現段階では大満足の状態になりました。
実際に大会で走るには走行時間も少ないし、まだまだ足らない部分が多いと思うので即成績に繋がる訳ではありませんが
今の段階でトップ勢との距離がかなり縮まっている事が確認出来て満足
今回のアップデートは全てが上手く行ったし、セットアップの方向性も考えた通りに進みました。
週末はJAPANですが、入賞目指して頑張ります。
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