タイ生産Q5比較テスト

昨日はダンロップJAPANを前に新型「タイ生産」のQ5  120/70ZR17のフロントタイヤの比較テストを佐久パラダジムカーナ練習場にて
テストしてきました。
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比較タイヤは
ディアブロV3の5部山 エア圧「温間時」F2.0 R1.8
Q5アメリカ生産の新品同様品 最初の熱入れから1ヶ月 エア圧「温間時」F1.6 R1.8

パラダの規定コースの①と②でテストです。
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先ずはディアブロで走行です。
ディアブロでコースに慣れてからQ5 新Q5でテストに入るって言う目論見です。
ディアブロでのタイムが①=28.317  ②=38.446でした
次にQ5「アメリカ生産」のアタックです。ディアブロに比べるとフロントがしっかりしていて
特に小さいターンでフロントが転がってくれる感じがしました。
出たタイムが①=28.140 ②=37.511
一気にタイムが上がりました。
Q5がジムカーナポテンシャルが高い事が分かります。
ディアブロは5部山程度ですが、新品からのタイム落ちは少ないタイヤですのでQ5はディアブロ並み、またはそれ以上だろうと判断できそうです。

そしてタイ生産のQ5のテストです。最初はアメリカ産と同じエア圧でテストに入ります。F1.6 R1.8「温間」です。

出来ればJAPANで使いたいので、本数を減らしてのアタックで結論を出したいと言う事と、それまでに沢山走って来たので
体力的に厳しくなっているって言う事も考慮に入れてください。
走行フィーリングですがアメリカ産と比べるとグリップ感は変わらず、ハンドリングが更に自然に感じます。
旋回力は平均で上がっているそんな感じがしました。 またハードなブレーキングからのターンでも
切れ込むことはなくてスムースにターンが安定する気がしました。
そして出たタイムが①27秒857  ②37.917
①は本数的に抑えながら一気に0.5秒速くなりました。
②は1本だけ走って37.917です。
もう体力の限界とこれ以上減らしたくないって事で終了です。
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左がアメリカ産  右がタイ産です。
タイ生産の方が細くて回り込んでいるタイヤなのですが、しっかりと端まで使えているんです。
アメリカ産は少し残っている。
これを見る限り全体の剛性が高いアメリカ生産に比べてタイ生産は全体に柔らかくなっている事で
尖ったラウンドとのバランスを取っているのかな?って気がしました。
コンパウンドは温間時はアメリカ生産と比べると少し硬い気がしました。
今後大会での使用や長期使った時の変化を見て行かなければ結論は出せませんが
私自身はJAPANで使ってみよう。。って思えるタイヤだった。と言う事です。
また今回のテストは3.5インチのノーマルホイールに入れてますので、3.0インチ等に入れた場合は剛性バランスが変わるので
違ったデータになる事が予想されます。

後は国産になるリヤタイヤを入れた時の違いを早く見てみたいですね。
160の国産品を早く出してくれと頼んでますが、手に入るようならまたテスト結果を書きたいと思います。

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