Z650の今の状況を確認するために、前後輪の重量配分と走行重量を計測しました。
ちょっとした車両の支え方で変化してしまうのですが
前重量96.75㎏ 後ろ重量86.15㎏
総重量182.9㎏
「もう一度測った重量がF88.35㎏ R97.875㎏ 総重量186.2㎏」
カタログデータが走行重量で189㎏なのでガソリンが5L前後として10㎏位引いて179㎏
バンパーの重量が4㎏として183㎏
その他の軽量化はしてないので、カタログデータは合っているのだろうと思われます。
走行重量が183㎏! この重量が軽いのか?重いのか?
一般的なこのクラスの車両としては十分軽い車両ですね。
自分の車両の完成時の過去データを確認すると GSXS1000がちょうど200㎏ Z900が203㎏「F106.5kg R96.5kg ]
ZRX1200が226㎏ ニンジャ400が151㎏「F79㎏ R72kg ]でした。
ニンジャ400よりは+33㎏ GSXS1000 よりー17㎏ ZRX1200より-43㎏
まあ中間的な重量でしょうか?
現役のトップライダー達の車両重量が90㎏~130㎏程度 SBクラスでも160㎏前後と聞いてますので
一般クラスのバイクから比較すれば50㎏以上 SBクラスと比較しても+23㎏位重いと言うデータです。
重量が大きく影響するモータースポーツにおいては重過ぎる重量と言う事ですが
自走してジムカーナに参加する車両として考えると十分以上なポテンシャルを持っていると思えます。
エンジンの良さとフレーム足回りの良さが乗り易さとポテンシャルを出してくれていると思えます。
ここから車両作りの中で大きく変えられるのがマフラーだと思いますが、ノーマルのマフラー重量が8㎏とかなり重いので
JMCA取得のMIVVのマフラーを買ってみたので、4㎏位は軽くなって179㎏程度の車両重量になると思います。
今シーズンはノーマルマフラーでの走行になるかもしれませんが、来シーズンはMIVVのマフラーで走れると思います。
Z650の現状を重量の目線から見てみましたが、ポテンシャルは重量だけでは無いし、このマシンの良い所をライダーがもっと引き出してあげれば更に速く楽しいマシンになってくれると思います。
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