大きく改造はせづに、ツーリングに何時でも行ける仕様でジムカーナに参戦するという目標の中で作っているZ650ですが
リヤのバネレート変更からマシンの動きも格段に良くなって来たので上位入賞を目標に挑んだJAGE杯第3戦でした。
サスのセットアップはアメリカ産Q5で出していたので、前日のJAGE練にてサスセットを国産Q5用に微調整しました。
アメリカ産に比べるとコンパウンドは少し硬め、ケースは柔らかめの内容なので、コンパウンドでのグリップは少し国産が劣ると思いますが
トータルでのグリップレベルは十分使用可能な性能だと思います、しかし全く新しいタイヤだと思ってセットアップ変更「エア圧も含めて」
する必要があると思います。
1ヒート目
今回のコースは切り返しの多いコースなので軽くて細目のマシンが有利ではないか?と思えるコースでしたが
Z650も十分細いし、瞬発力のあるエンジンで足らない部分を補ってくれると思い頑張って走りました。
結果A級5番手タイムで1ヒート目を終了
A級上位のマシンから比べると50㎏~80㎏重いマシンと考えれば十分な順位だと思ってます。
これは車体とエンジンの良さが出たものだと思います。
第2ヒート
ライダーがヘタレなのか?少しリズムを崩してしまった第2ヒート
少しでも前に進めようと頑張ったのですが、今一つ旋回性が上がりません。
JAGE練でのセットアップの際に、フロントサスが底付する現象が出た為にその対策として
プリロードを掛けて対策してました。その他圧側を掛けたり、リヤのプリを抜いたり、リヤの圧を下げたり
色々と試しましたが、今回は一番デメリットの少なかったプリロードにしたのですが、フロントが少し高めの位置で走ってしまっているようで
旋回力を失いながら走ってしまった感じでした。
結果的にタイムは伸ばしましたが順を落としてしまいました。
個人的に分析すれば、他のライダーが使ってない国産Q5を使用しながら
トップ勢の化け物マシン相手にかなり近い勝負が出来る様になって来たのはとても大きな自信になりました。
更にセットアップを進めて行けばもう少し近付けるかな?
そしてここからのセットアップの変更内容です。
①マフラーをJMCAの通っているMIVVのマフラーに変更、抜けの良さで吹けをが早くなるでしょうし。
4㎏程度の軽量化になりそうです。
②リチウムイオンバッテリーへの変更。こちらは2㎏程度の軽量化になりそうです。
③フロントサスのセットアップ変更、具体的には油面の調整です。
今までが130㎜の油面「オーリンズの指定油面」だったのを120㎜に変更する事で底付の解消。
それと共にプリロードを緩める事ができると思います。
トータルでの旋回性の向上と加速力の向上でポテンシャルアップを目指そうと思います。
まだまだセットアップを始めてから3か月。。想定以上の速さを得られていると思います。
ここから更に煮詰めながら来シーズン、良い走りが出来ると嬉しいですね。。
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